僕の一番好きな試合の一つです。
僕がこのようなブログを始めようとしたきっかけの試合です。
それぐらい感動的で熱い。
Ranai
当時の背景
当時世界最強と謳われていたZERO(別に現在もそうですが)。
いったい誰ならZEROを倒せるのか、というのが注目されていました。
そして、この2016年に行われたGenesis3はスマ4で日本人の強豪が大勢海外に乗り込む大会となりました。
当時のRanaiは日本でほぼ敵なし状態で、海外でも
「RanaiならZEROを倒せるのでは?」
と言われていましたね。
そして当日
Ranaiは下馬評通り、ウィナーズファイナルまで進みます。
日本中の人が期待する中、すごすぎ。
反対側は当然ZERO。
当時のZEROはシーク使い。
この時のシークは下投げ2択が存在し、ZEROの驚異的な掴みのセンスも相まってとんでもない強さでした。
あっさりZEROに2セットとられ、やはりZEROに勝てる人はこの世に存在しないのか、と思われました。
ぼくも絶望しました。
しかし、Ranaiは全く焦ることなく
天才的な辛抱強いプレイング
を続けます。
試合の見どころ
・大胆な復帰阻止(12:25〜)
Ranai村人の強み、復帰阻止。
ZEROシーク相手にも通用します。
これで流れが変わりましたね。
・相手を日和らすボウリング
4戦目で見ることができます。
怪しいところで超強力な横スマッシュであるボウリングを置いてます。
ノリノリなのがみて分かりますね。
これでZEROといえど、さすがに日和ったのではと思います。
しかし、当たらないZEROもさすがですね…。
結構いいところでボウリング出してると思うんですけど。
ちなみに僕なら一発目のボウリングで当たって昇天します。
・崖上の上強(17:57〜)
4戦目のフィニッシュ。
上強はその場あがりとジャンプあがりを狩る技と見せて置いての、
回避上がりに上強。
ZEROは、今までの流れ、そしてその前の空下をみて油断して回避上がりを選択してしまいましたね。
勝負所で見せていない撃墜の選択肢を当てる、
Ranaiの卓越したスマブラセンスを感じられます。
・めちゃくちゃ冷静
終始そうですね。
正直、
意味がわかりません。
しかし最後に勝ったのはZERO。
世界最強の名を確実なものにした試合となりました。
当時私はRanaiをめちゃくちゃ応援してて、悔しかったのを覚えています。
僕がスマブラをガチでやろうと思ったきっかけの試合でもあります(結局プレイは中途半端ですが)。
Ranai
この試合でRanaiのファンになった人は僕以外にも大勢いるでしょう。
彼の村人は硬い立ち回りの中にも、クリエイティブで、ワクワクさせる何かがあります。
そしてGenesisのような大舞台でも完全に冷静なメンタル。
かっこよすぎです。
その後も海外でも目覚ましい活躍を見せてくれましたが、スマ4後期では見かけなくなり悲しいです。
ZERO vs Ranai
スマブラの新作でZERO対Ranaiをまた見たい人、多いんじゃないですかね?
新作で再現されることを祈り、この記事を終わりにしたいと思います。
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