ついに、ウメブラSPが始まった。
ウメブラSP
ウメブラとは、うめきさん主催の日本最大規模のスマブラトーナメント。詳細は、ウメブラHPへどうぞ。
#とんがらし麺とスマブラで年越しウメブラSP
大会概要
記念すべきスマブラSP初のウメブラだ。場所はいつものPIO大展示ホール。シングルストーナメントの参加者は約750名と、とてつもない人数となった。ちなみにスマブラfor3DSの時の初回の参加者は170名。スマブラ競技シーンはいつの間にかこんなに大きくなった。ここまでに至るウメブラの貢献度は計り知れない。
・smash.gg
ルール
大会ルールは、初回ということで読めない部分が多くあるため、シングルエリミネーションでステージは指定という形をとったようだ。これからの国際的なルールがどうなっていくのか、非常に気になるところ。
僕はアイテムありのステージランダムがいいです。なぜなら僕の勝てる確率が上がるからです。
シングルエリミネーションが分からない方はこちら↓
【ダブルエリミネーション】動画勢による、知っておくべきスマブラ用語【大会観戦の極意③】
参戦者
今スマブラSPで一番強いのは誰なのか。それを決めるために多くのトッププレイヤーが集まった。あばだんご、ちょこ、KEN選手などの日本プレイヤーランキングTOP3をはじめとしたスマブラ4勢のほか、ARMSの最強格、スマブラ参戦を発表したDTN|Pega選手や、DX勢の名前もちらほら。また、プレイヤーとしてではないがDTN|やまとん先生も見に来ていたようだ。様々な背景を持つプレイヤーが集結し、スマブラSP競技シーンの椅子の奪い合いがはじまった。
始まりました💪#ウメブラSP pic.twitter.com/Z2SSgUGsjK
— DTN_Pega@ウメブラSP 12/16 (@PegaGame) 2018年12月16日
トーナメント、開始
発売してからわずか一週間余り。もちろん荒れた展開になることが予想されるが、そんな中で勝ち上がるのは誰になるのだろうか。
TOP32
TOP32は上記画像の通り。なんだかんだスマブラ4の上位勢が大半を占めているのがわかる。スマブラ4最後の日本ランキングのTOP5、あばだんご、KEN、ちょこ、Eim、にえとの選手は全員残った。そんな中、注目はタミスマで好成績を残しているインクリング使いのkamiki選手だろうか。
かめめ vs ザクレイ
TOP16で早くもこの二人が激突。かめめ選手は変わらずロックマン。ちなみに直前のタミスマで優勝している。ザクレイ選手はカムイではなくウルフとマルスを使用。ちなみに直前のスマパで優勝している。それに加えTOP32ではKEN選手を破っている。
初戦はザクレイウルフが圧倒して勝利。2戦目は逆に、マルスにキャラをチェンジしたザクレイ選手をかめめロックマンが圧倒。両者譲らない展開で3戦目へ。
ザクレイ選手はキャラをウルフに戻す。かめめ選手はさすがの対応を見せ、試合は五分の展開に。最後はジャンプ上がりにロックマンの空後を合わせ、かめめ選手の勝利。スマブラ4で何度も見た撃墜のセットアップはさすがであった。発売一週間でここまで来たザクレイ選手もさすがである。ウルフは要注意のファイターとなりそうだ。
ウルフの横スマ、僕の許せないシリーズに入りそうです。
乱闘
TOP8の前に、乱闘が行われた。
9B、登場
乱闘中の実況席に、伝説のあの男が登場。1年半ぶりだろうか。スマブラの開発に携わっていたためか競技シーンから遠ざかっていた9Bさんが久しぶりに顔を見せた。心配していた方も多かったと思われるので、安心した方も多いだろう。選手として活動をするのは事情で難しいのかもしれないが、スマブラシーンにこの男が帰ってくるのは何とも心強い。
僕はずっと探していました。
ちなみに乱闘の優勝者はちょこ選手。スマブラがうまい。
TOP8
TOP8のメンバーを見てみると、スマブラ4から活動していた人にはおなじみのスマブラ4上位勢しかいないのがわかる。
表配信の試合のみ紹介
かめめ vs しゅーとん
全一ロックマン vs 全一ピクオリの勝負に。キャラは前作と変わらずロックマンとピクオリ。試合を見る限り、今のところ基本的な立ち回りは前作と変わらないようだ。両者譲らない展開が続くが、撃墜の場面でしゅーとん選手がわずかに上回った。最後はメタブレに上スマで反確を取る超反応を見せしゅーとん選手の勝利。
れあ vs ちょこ
全一ゼロサムのちょこ選手 vs ガチ部屋の王れあ選手。この戦いも前作と変わらずゼロサムとゲッコウガのカード。この試合も前作と基本的には変わらなさそうな雰囲気。ダッシュからの行動が増えてゲッコウガの立ち回りは少し強くなったように見える。ゼロサムは投げからのコンボが弱体化されたようだ。
試合に勝ったのはちょこ選手で、最後の技は空Nフリップメテオ。ちょこ選手と対戦してる人は親の顔より見ているのではないだろうか。ちょこ選手は相変わらず強い。
準決勝
クロ vs しゅーとん
クロ選手は、クロ理論でおなじみ、前作の強豪フォックス/ピット使い。今回はピットを使っているようだ。
試合はしゅーとん選手が怒涛の攻めで圧倒する展開に。しゅーとん選手の攻めのセンスと読み合いの展開の速さは今作にかみ合っているように見える。最後は相手のすかしに上スマをぶち込みしゅーとん選手の勝利。決勝にコマを進めた。
ピクオリの上スマ、前作からこんなに後ろに判定あっただろうか?
ちょこ vs うめき
うめき選手は大会主催者かつキャラ愛にあふれた強豪デイジー使いというすごい人。ただ一人開拓がとびぬけている動きに見える。空後固めの見た目が本当に恐ろしい。
試合は序盤からちょこ選手が優勢に進める展開に。うめき選手が必死の対応を見せる熱い戦いになる。
しかし最後はちょこ選手の対空上スマがヒットしちょこ選手の勝利。ゼロサムは上スマと横Bが新たな撃墜手段に加わったようで、この二つの技による撃墜が印象的だった。うめき選手はあと一歩届かず。いつか自演優勝を見てみたいが、それを可能に感じさせるようなデイジーの素晴らしい仕上がり具合だった。
決勝
決勝のカードはちょこ vs しゅーとん。ちょこ選手はいつもウメブラの決勝にいる。対するしゅーとん選手が勝てば初のウメブラ優勝だ。
しゅーとん選手の十八番、ジャンプ読みの対空が刺さりまくり1戦目はしゅーとん選手が勝利。2戦目もしゅーとん選手が試合を有利に進めるが、ちょこ選手が驚異の撃墜拒否を見せ五分の展開に。
しかし最後は横スマでしゅーとん選手の勝利。しゅーとん選手はウメブラ初優勝。おめでとう!
オリマーに全くパワーを感じない
— SST_Shuton(しゅーとん) (@syu_tolimar) 2018年12月11日
最後に
スマブラSP初のウメブラが終了した。シングルスの参加者だけで約750名とスマブラSPのポテンシャルは計り知れないものを感じる。TOP8のメンバーを見るとスマブラ4の最上位勢ばかりで、皆使い慣れたキャラを使っていたのが印象的だった。やはり最初は前作の経験が一番勝敗に効いてくるようだ。新キャラが勝ちはじめるのはもう少し先になりそう。今後のスマブラ競技シーンが非常に楽しみだ。
僕のお祭りキングクルールの出番ですね。
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