- SMASH CONFERENCE UNITED
- 最後に
SMASH CONFERENCE UNITED
概要
SMASH CONFERENCE UNITED は、1/5-6にかけてアメリカフロリダ州で行われたスマブラSPの大会。スマブラSPには361名が参加し、ZeRo、MkLeo、Salem、Samsora、Dabuzなどのスマブラ4時代の名だたる強豪たちが参戦。ついにスマブラ4最強クラスのZeRo、MkLeoが同じ大会に登場。非常にレベルの高い大会となった。
TOP8
TOP8はMkLeo、Samsora、Salam、MVD、MuteAce、Dabuz、Morpheus、Myranとなった。ZeRoは9thで優勝はならなかった。MuteAceとSamsoraというピーチ2人に敗れた。MuteAceとMorpheusは知らない方も多いだろう。MuteAceはCEO2017で33rdに入っているピーチ使い。MkLeoに勝利したこともある確かな実力の持ち主。Morpheusは筆者も名前を知っている程度だ。フロリダのプレイヤーで、2018年の南フロリダのランキングでは10位に入っている。使用キャラはロックマン。
MuteAce (@AcidaceZero) | Twitter
Morpheus・・・Twitterどれ??????
勝者側準々決勝: ZeRo vs MuteAce
MuteAceはピーチ。ZeRoは最初クラウドを使いゲームカウント2-2となった後、クラウドが厳しいと判断しディディーを選択。
ピーチの火力、高すぎ(再生時間指定済み)
ゲーム5の序盤、つかみから一気に65%を稼いでいる。ピーチが強いとされる所以の一つだ。
株での復帰阻止(再生時間指定済み)
Beautiful!ピーチは復帰阻止も強い。詰むキャラも多いだろう。スマブラ4より相対的に復帰が弱いスマブラSPではピーチの復帰阻止はより強力な武器となった。
MuteAceはそのままの勢いで2スト残しで勝利。ZeRoは敗者側へ。
敗者側決勝:Samsora vs Salem
Samsoraは前作同様ピーチ。Salemはまさかのリンクを使っているようだ。
試合はSamsoraピーチが復帰阻止等で圧倒し2ゲームを連取。しかしここからSalemの反撃が始まった。
一生空NをするSalemリンク(再生時間指定済み)
リンクの空N、やばい雰囲気を感じる。空Nが当たればいろいろつながり、ガードされてもむしろ有利まであるのではないだろうか。着地隙は驚異の6F(検証Wikiより)。前作同様ボムを持ちながら空中攻撃をすることができるようで、いろいろ悪さができそうな技だ。まあ、正直ピーチも似たようなところはあるが。
僕のVIP部屋リンクの得意技、決定しましたね。空Nをガードさせてからもう一度空Nガードをさせて回転切り入れ込みです。
空後1段あてからの上スマ(再生時間指定済み)
ゲーム3の序盤。つながっていそうな雰囲気。空後がガードされたところで特に何もなさそうなところが非常に強そう。 空後も空N同様着地隙は驚異の6F。
ピーチの台を絡めたコンボ(再生時間指定済み)
ゲーム5の終盤後ろ投げから台に乗ったところを空後でダウン連からの下スマで37%。狙ってやっているように見える。
Samsoraは2ゲーム返されるも、Salemの勢いを止めこのゲームを取り勝利。Samsoraはすべてがうまい。
最終決戦:MkLeo vs Samsora
MkLeoは空Nがやばいと噂のアイクを使用。Samsoraは変わらずピーチ。
一生空Nを振るMkLeo
これがMkLeoの出した結論なのだろう。試合の全てにおいてみることができる。アイクの空Nからは全てがつながりガードされても知らんぷりできる世界の救世主みたいな技。あの技の範囲で着地隙は8F。MkLeoのような画面を見るプレイヤーがこの技を使うのは反則に感じる。正直こういう立ち回りのLeoはあまり見たくない。
急いでオンラインに潜りアイクで空Nを振ってきますね。
ピーチの火力、高すぎ?(再生時間指定済み)
またまた出ました、ピーチの超火力。下強から74%。
アイクの空Nに空前でリスクをつけるSamsora(再生時間指定済み)
う~ん、Samsoraうますぎる。散々振り放題されていたアイクの空Nに空前で最大リターン。完全に読み切っていた。空Nはこのようにすかして高い反確をとるしかなさそうだ。これでSamsoraは2ゲーム連取。
空Nから空上で撃墜(再生時間指定済み)
ここからMkLeoの逆襲が始まる。アイクの空Nから空上で撃墜。確定しているように見える。リスクの少ない空Nから撃墜に行けるのはあまりにも強い撃墜の選択肢だ。
当てに行くアイクの横B復帰(再生時間指定済み)
地味にMkLeoの上手いと思ったところ。横Bで上から復帰するときに、阻止しようとするSamsoraに横Bを当てる精度が高い。これによりプレッシャーを与えアイクの復帰の弱さをカバーしていた。
空Nの回数
あまりに気になったので空Nの回数を調べてみたら、5ゲーム合わせて207回だった(空前が混じっている可能性あり)。ちなみにゲーム1だけ極端に多く67回振っており、ゲーム2からは30~40回に減っている。ゲーム序盤では相手の傾向を見るために様子見として多めに空N振っていたのだろうか。非常に興味深い。
試合は・・・
MkLeoの技の押し付け方が抜群にうまく、2ゲーム取られた後3ゲーム連取してMkLeoの逆転勝利となった。このゲームは技をうまく押し付けられるかが一つセンスが問われるところとなりそう。スマブラ4ではあまりそのようなイメージのなかったMkLeoだが、人間性能の高いLeoは何でもできてしまうのだろう。
Samsoraもアイクの空Nには善戦していた方に見えるが、撃墜力の差で及ばなかったといったところか。しかしピーチは評判通りのポテンシャルを秘めていることを確信させる活躍を見せてくれた。
最後に
やはりMkLeoはスマブラSPでも強かった。LeoアイクやSalemリンクを除けば、強キャラとされるピーチやピクオリの活躍が目立つ大会だった。
発売から1か月がたち、スマバトでのザクレイウルフの圧倒的な優勝など新キャラの活躍もちょこちょこ見えてきてますます面白くなってきたスマブラSP。日本人も多く参戦する来月のGENESIS6が非常に楽しみだ。
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