今となっては日本最強プレイヤーと名高いKEN。
しかしこの試合の当時はまだ海外ではあまり知られていなかった。
そのKENが世界に名を轟かせることになる試合。
当時の背景
ウメブラ S.A.Tは2016年8月20日に行われた、ウメブラ2周年を記念して行われた大会。
そして海外から、Nairo,Dabuz,Mr.R
の3名が招待されました。
2016年5月までのPGRでは、
Nairo 2位
Dabuz 3位
Mr.R 4位
となっており、世界最強クラスの3人が来襲することとなりました。
1位はもちろんZeRo 。
※PGRとは
いったい誰がこの3人を止めることができるのか。
その中でKENさんは順調に勝ち進み、
WSFで最初の海外勢、Nairoと激突します。
試合の見どころ
横スマ
通称、未確認前方不注意横スマ。(この動画の場面ではあまりあてはまりません)
まあ、この言い方はネタで、
KENさんは結構考えて横スマ打つところを考えてるんじゃないかな、と思います。
癖読みが上手いのか、当て勘が凄まじいのか素人の私には分かりませんが、KENさんの横スマは命中率が高いですね。
それに加えて、読みで横スマを打つときは相手が撃墜できるときに打っています。
KENさんの試合の一つの見どころになると思います。
ちなみに僕は本当に目をつぶって横スマを打ちます。なぜなら、そのほうが当たるからです。
ガードさせられてからの読み合い
対ゼロサムって、着地空Nなどをガードしてもあんまり有利フレーム取れなくて嫌な読み合いになることが多いですよね。
ゼロサムの試合はこういう読み合いに注目してみると面白いです。
KENさんはそういう場面でリターンを取られていることがほとんどないです。
基本ガードを固めて、回避や暴れ、ジャンプをいいバランスで混ぜて、Nairoが的を絞ることができなかったように見えます。
そもそも空Nにソニック特有の通り過ぎるダッシュからの行動などでリスクをつけていたのも大きいですね。
反確の技選択
つかみすかしに横スマ(1:32~)
尻もち着地に下スマ(4:25~)
弱だしきりに下スマ(8:00~)
反確の取り方って個性が出て、個人的に面白いなと思っています。
KENさんの素晴らしいポイントのひとつだと思います。
わかりやすいところには横スマ最大リターン
めくりが分かりにくい時には期待値の高い下スマ
など、技の選択が美しいですね。
こういうところがリターン差につながっていて、KENさんの安定感につながっている気がします。
ちなみに僕はガーキャンつかみしかできません。めくられてもガーキャンつかみをします。
まとめ
あのNairoに対して、
まさかの3-0勝利。
海外に衝撃が走りました。
Nairoは終始やりにくそうにしていましたね。
Nairoがノリノリになれない相手はKENさんぐらいなのではないでしょうか。
そしてこの後のDabuzも圧倒し優勝。
この日のKENさんは不気味なほどに強かったのを覚えています。
この試合から、KENさんとNairoのライバル関係?が始まりましたね。
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