【GENESIS6直前！】これまでのGENESISの歴史を振り返る【スマブラSP】

いよいよスマブラSP初の超大規模大会、GENESIS6が迫ってきた。

そこで、ここでは数々の名試合やドラマを生んだGENESISシリーズを振り返ろうと思う。

GENESISとは？
GENESIS3
- 2人の男
- 2人の激突
GENESIS4
GENESIS5
- 決勝は
GENESIS6
- シード
これまでの結果まとめ
最後に

GENESISとは？

GENESISシリーズは、アメリカで行われているスマブラ競技シーンにおける最も大きなトーナメントの一つ。大会自体は2009年から行われており、スマブラ4は2015年のGENESIS3が最初の大会で、スマブラSPはGENESIS6で初めて行われる。スマブラシリーズの合同大会で、参加人数は毎年約3000人ととてつもない規模を誇る。毎年1月末～2月上旬にかけて行われており、年初めのビッグイベントとなっている。GENESIS6は2019年2月1～3に行われる予定だ。TOP8は大きなホールの檀上で行われる。

f:id:ks19930323:20190126101110p:plain — 壇上から見た観客席(GENESIS3)

GENESIS3

2016年1月に行われた、スマブラ4で初めてのGENESISだ。スマブラSPでのGENESIS6の立ち位置である。参加者は全体で3592人、スマブラ4では1096人。

2人の男

当時はある2人の男が注目されていた。当時日本最強とされていた伝説のむらびと使い、らない。そして海外最強とされていたZeRoである。らないは日本の大会で優勝しまくり日本では敵なし状態。対するZeRoは当時スマブラ4で優勝を逃したことがない圧倒的な成績を残していた。

2人の激突

らないは大きなプレッシャーの中で当然のように勝者側決勝に進む。そしてそれはZeRoも同様だった。試合はZeRo優勢で進み、あっさりと2ゲームをZeRoが連取した。しかしらないはそこで終わらない。驚異的な対応を見せ2ゲーム取り返す。なんというメンタルだろうか。しかしZeRoも当然黙っておらず対応し返す。ゲーム5はZeRoの勝利となり、ZeRoはそのまま最終決戦でDabuzを下し優勝した。ZeRoは世界最強の座を確固たるものとした。

【どっちが最強？】ZeRo vs Ranai 【Genesis3】【スマブラ4】

GENESIS4

GENESIS4は2017年1月に行われた。参加者は全体で3575人、スマブラ4では1012人。GENESIS3に引き続き、あばだんご、かめめ、らない、古森霧といった日本最上位勢が多く参加した。

0.9事件

GENESIS4は悲しいことに、試合の内容や結果よりこの事件のほうが有名かもしれない。古森霧 vs CaptainZackとZeRo vs Dabuzの試合で吹っ飛び倍率が0.9になっていた事件である。どうして0.9に変更されていたのかは結局謎のままである。何はともあれ、本来のルールと違うルールで試合をさせてしまったことと、古森霧 vs CaptainZackの試合の最後のゲームだけ再試合の判断を下した運営には疑問に残る。競技シーンのプレイヤーは大会に人生をかけているといっても過言ではないので、絶対このようなことはあってはならない。この失敗例を教訓にし、二度とこのようなことが起こらないことを祈りたい。

決勝は

勝者側決勝は当時乗りに乗っていた、AllyとMkLeo。勝者側決勝ではMkLeoが危なげなく勝利する。Allyは敗者側決勝でZeRoを3-2で破りMkLeoとの最終決戦へ。AllyはMkLeoマルスに善戦するも、最後までMkLeoの徹底した間合い管理を崩せずMkLeoがフルセットの激戦を制し優勝した。最年少でのスーパーメジャー大会優勝。誕生日が2001年1月20日のMkLeoは当時16歳になりたてである。

日本人の活躍

日本人ではあばだんごが5th、古森霧が7thに入った。

GENESIS5

GENESIS5は2018年1月に行われた。参加者は全体で2031人、スマブラ4では672人。スマブラ4後期ということもあり参加人数は減少。

決勝は

決勝のカードはMkLeo vs Mistake(現tamin)となった。MkLeoは、当時猛威を振るっていたベヨネッタを唯一安定して処理していたベヨネッタキラー。神がかった間合い管理とマルスのリーチを生かしベヨネッタのコンボ始動技を拒否。そしてたとえコンボ始動技に当たっても卓越したディフェンス能力(ベクトル変更、ずらし)で早期撃墜を免れていた。そして得意の最大反撃で的確に撃墜をしていく。Mistakeを圧倒し、MkLeoの勝利。これでMkLeoはGENESIS2連覇。